こんにちは、為沢です。
季節の変わり目のためか、
天気が安定せず
洗濯物が溜まりに溜まっている今日この頃です。
晴れた日には、
洗濯機にフル稼働して頂くため
現在待機中です。
頼むぞ洗濯機!(笑)
はい。
今回は、
得気(とっき)
を御紹介致します。
既に、
当院のホームページ(Q & A)にて
御紹介しておりますが
改めて得気について調べてみました。


得気とは、
鍼をした時に感じる気の流れで、
古代中国では、病気の原因が「邪気」から
くるものと考えられており、
邪気を鍼で得たことから
「得気」と呼ばれるようになりました。
得気は「鍼感」や「鍼のひびき」とも言い、
その感覚は4つに分類されます。
:だるい筋肉痛のような感覚
:痺れたような感覚
:腫れぼったく、膨らんだ感覚
:重く押さえられるような、締め付けられる感覚
この時、得気を感じるのは
施術者ではなく、
鍼の受け手である患者さまです。
(施術者も刺鍼の際、
鍼を通して鈍い感覚など感じることはあります。)
中国鍼灸ではこの得気を重視しており、
古典の『霊枢』には
得気が無ければ治療効果が無く、
鍼を刺しても得気がないものは治らない
(気至而有効、気不至則不治)
と記されておりますが、
得気が無くても、
充分効果を得られる場合も多々ございますので
得気を感じなくても大丈夫です。
ホームページ(Q & A)でも
説明させて頂いておりますが、
もし鍼をして得気を感じられた際は
治療のヒントのため、
また今後臨床に活かすために
是非、施術者に御申し付け下さいね。
 為沢

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