こんにちは、
新川です。
みなさん、
鼻は上手くかめますか?
意外と上手くかめない人
多いそうです。
ちなみに私もそのうちの一人です。
父親からよく指導を受けましたが、
いまだにへたくそです。
今回は久しぶりに
『五行解説』を
取り上げます。
もちろんテーマは、
肺ー鼻です。
肺は鼻に開竅する
鼻と喉は互いに通じており、
肺に連絡しているため
嗅覚や喉による発声は、
肺気の作用により行っております。
肺を傷ると、
涕、鼻閉、くしゃみなど
鼻に関わる症状が出現する。
また、
喉の痒み、嗄声(させい)、
失音などの喉の症状も
みられます。
以前、大阪の外環状線を
バイクでよく走っていた時に、
鼻毛がよく伸びておりました。
これも排気ガスの邪が
肺に侵入し、鼻に弱りが出た結果、
鼻毛が伸び弱りを補おうとしたと
考えられます。
ただ、
鼻=肺
と決めつけるのは、
臨床上宜しくありません。
経絡の流注、顔面の五臓配当
でいえば
脾胃が関係してきますし、
肝気が上逆し、肺を傷ることも
ありますので、
しっかり御体の状態を
読み取らなければいけません。
参考文献:『鍼灸学[基礎編]』 東洋学術出版社
『中医基本用語辞典』
『臓腑経絡学』 アルテミシア