どうも、為沢です。
昨日、一鍼堂の忘年会がありました。
皆で食べる食事はおいしいですね♪
院長、いつもありがとうございます。
御料理大変おいしかったです。御馳走様でした!
あと、S野先生より
良い御報告がありました。
(ブログでの紹介はS野先生に了解済みです)
この場を御借りし、S野先生を祝して
Beirutの “Forks and knives(La fête)”
という曲を送ります♪
題名「フォークとナイフ」
3拍子で幸せそうな曲です。
英語なんで、お祝いの曲なのかよくわかりません。
雰囲気で聴いて下さい(笑)
はい。
昨日は、忘年会ということで
少々飲酒を致しました。
今回は、私の実例より
飲酒についての養生指導を御紹介致します。
「酒は百薬の長」というように
少量であれば、血脈を通暢させ、
気血が調和するのですが
度が過ぎれば病気の原因になります。
酒の気は、脾胃を損傷し、
内湿・内熱、湿熱を盛んにします。
私は元々、脾胃があまり強い方ではないので
飲酒すると体調を崩し易いのですが、
鍼灸師の本分を忘れず
昨日は酔いながら脈診をしてみました。
生中を1杯飲み終えたところで
脈診をすると関上で滑脈が出ており、
“脾胃に湿邪が停滞中”と脈に反映されておりました。
2杯目、飲み終えると
滑脈+数脈が出ており、
脾胃に停滞していた1杯目の湿邪+2杯目の湿邪で
“湿熱“に化したため
数脈が出てきたものと思われます。
(2杯で酔いました)
熱の性質で全身が熱くなり
湿邪の性質で頭が清陽されず
トロ~ンとなり、
そして、それは忘年会の約1時間後に来たのですが
体の節々が重く、だる痛くなって参りました。
これを”着痺証“といい
湿邪が長く留まった場合、
筋骨に付着して重だるい痛みや、
手足が重くなるといった症状です。
帰宅後、早速鍼をして対処できたので
今日は湿邪が残らず過ごせています。
私の場合、
着痺証として体の不調が出ましたが、
多量の飲酒により、脾胃だけではなく
他の臓腑や経絡を傷めたり、
気滞を起こしやすい状況にしたり、
いろいろな形で体を阻害する恐れがあります。
今は忘年会シーズンで
連日飲酒される方もいらっしゃるかと思います。
また、これからはお正月や新年会で
お酒の席が多々ある時期です。
くれぐれも暴飲暴食には気を付けて下さい。
私も気を付けます!
為沢