どうも下野です。
ここ何年かあまり遠出をすることがありませんでしたので、
今度の休日に友人と小旅行を計画しております。
勿論旅行は楽しみですが、
色々と話し合いをしている今が
一番楽しいかもしれません。
またこの場をお借りして
旅行の思い出を報告するかもしれませんが、
その際はどうかお付き合い下さい。
では今回は、もぐさ(艾)についての簡単なお話です。
施術でお灸をするのに艾を捻っていると
「艾って何ですか?」というご質問をよく頂きます。
僕自身も、鍼灸学校に入学するまでは知りませんでした…
では、艾とは?
ヨモギの葉の裏の繊毛を精製したものです。
ヨモギの葉を採集し、臼でついて、陰干しをしてなど、
様々な行程を繰り返し作られており、
滋賀県や北陸地方が生産地として有名です。
艾の中にはランク?があり、
不純物の入っていない艾ほど手間暇かけられ
お値段も高価です。
その分
点火した時の香りも良く、
施灸している部位は心地良い熱感です。
ただ施術者の技術が良くないと、
良い艾でも熱く、痕が残ることもあります…
せっかくの艾も台無しですね。
そうならない為にも、
常日頃から鍼や艾を触っておくべきですね。
ちなみに、一鍼堂では画像の大きさのお灸を致します。
爪のところにある、ちょこっとしたものです。
(僕は捻りが下手なんで、これでも少し大きいです…
また、分かりにくい画像ですいません…)
そのため熱くはなく、それでも充分効果があり
「想像していたお灸と全然違います!」や
「ものすごく気持ちが良いです!」といったことを
よく仰って頂きます。
ただ患者さまの中には
”お灸は熱い方が効果ある”と思われ、
熱さを我慢される方もおられます。
それは良くありませんので
熱ければ「熱い!」と仰って下さい。
では。
下野