初めまして、前原です。
鍼灸専門学校の一年生です。
(学生なのでまだ患者さんを診ることは出来ません。)
一鍼堂で修行をさせていただいています。
専門学校に入学する前は、
特別養護老人ホームで介護福祉士をしていました。
そこでは、利用者さんの口腔ケアに力を入れていたのですが、
口の中の状態について不思議に思っている事がありました。
それは・・・・、
舌苔(ぜったい)です。
舌苔は舌の表面につくコケ?なのですが、
細菌の集まりであるとされ、
誤嚥性肺炎の原因になると言われています。
毎食後、舌用のブラシを使ってケアをしていたのですが、
これがなかなか取れないんですね。
しかも、舌の汚れている利用者さんは、決まっているんです。
舌苔の色や、質感、ケアする時の苔の取れ易さ、
も、一人一人違います。
毎回ケアすれば、少しずつでもきれいになる!と思っていたのですが・・・。
鍼灸師になる勉強を始めて、
舌には体の情報が現れている事を知りました。
舌の状態を診る事で、体の不調を知る事が出来るそうです。
舌診(ぜっしん)と言うそうです。体の不調が舌の表面の苔に現れているんですね。
つまり、体の不調が治らなければ、舌はきれいにならないという事になります。
眼からウロコでした。
また、舌をきれいにする!と、口腔ケアをしていましたが、
そもそも、きれいな舌とは、どういう状態なんでしょう。
舌がどういう状態だと、どういう体調なんでしょう。
疑問はいろいろとあるので、
舌診について勉強していきたいと思います。