こんにちは、為沢です。
シルバーウィークはどのように過ごされましたか?
僕は最近、一人暮らしを始めたんですが、
以前に購入したソファが届き、快適に過ごしております♪
休みの日は次何を買おうかと作戦を練り、
いろいろ家具を見て周って楽しんでおります。
では経穴紹介に入ります。
本日は足陽明胃経の
大迎(だいげい)
頬車(きょうしゃ)
下関(げかん)
頭維(ずい)
を御紹介致します。


足陽明胃経
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大迎(だいげい)
下顎角の前方1寸3分の陥凹部、動脈拍動部にとる。
「迎」には血気旺盛という意味があるため
大迎と名付けられました。
胃経の正経はここで流れが分岐し、
上は頬車へ、下は人迎へ向かいます。
治療穴としてはあまり用いませんが、
望診で診る経穴で、
この辺りはよく肌荒れやニキビ(吹き出物)が出る所です。
下焦が弱っている方によく見受けられます。
頬車(きょうしゃ)
別名を鬼床、機関、曲牙といい
この辺りは、顎関節症などでよく痛める部位です。
個人的に顎関節症は
肝鬱気滞でなる方が多く感じられます。
(もちろん他の原因による場合もあります)
肝鬱による肩こりが主訴の方で
顎関節症もある患者さまを施術した際、
肩こりと顎関節症、どちらも同時に治られました。
鍼の後に歯医者さんに行く予定だったみたいですが
行かなくて済んだと喜んでおられました(笑)
その施術の際は、頬車は使用しておりません。
診断点として主に診ております。
下関(げかん)
「しものせき」ではございませんよ(笑)
「げかん」といいます。
この辺りも治療穴より診断点として診ております。
三叉神経痛や痙攣が症状としてよく見受けられます。
肝鬱化火や陰虚による内風症状として
痛みや痙攣がよく見受けられますが、
湿痰により痛みが出ていた患者さまもおられました。
どのような症状にも
頭から証を決めつけず、弁証論治を怠らないで下さい。
頭維(ずい)
額角髪際(生え際の角)にあり、
前額面は陽明経の流れが深く関わっております。
他、側頭部は少陽経、頭頂部は厥陰経、後頭部は太陽経
というように頭部の位置により、関わる経絡が違ってきます。
前額面の異常は陽明経の異常であることが多く、
また、陽明経は陽気の最も強い経絡なので
熱が籠ることが多く見受けられます。
頭維に熱が籠ることで頭皮が乾燥し
抜け毛の原因となることがあります。
頭部の位置により、関わってくる経絡が変わるので
注意して下さい。


参考文献:
『針灸学[経穴篇]』 
『東洋医学講座 第六巻 取穴篇』自然社       
『兪穴学』 たにぐち書店
『経絡経穴概論』 医道の日本社
 為沢

1コメント

  1. インテリアを自分好みにしつらえるのって楽しいですよね。
    いつもお世話になっているので、インテリアデザインのプロとして、
    ワンポイントアドバイスです。
    住宅のインテリアでは「窓のしつらえ」が決め手となります。
    為沢先生にお薦めは、ウッド(木製)ブラインドかな。
    ナチュラル感を持ちながら、ダンディーな雰囲気を演出できます。
    窓まわりがカッコよくキマルとインテリアの質が上がります。
    ご参考まで。
    http://www.blind.co.jp/products/digicata.html

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