どうも、新川です。
先日、久しぶりに
フットサル(小さいコートで行うサッカーのようなスポーツです)
をして参りました。
日頃からトレーニングを怠ったツケが
いっきに回ってきた
という感じでしょうか。
案の定、全身筋肉痛です(涙)
今回は
五行の分類表における
肝ー筋の関係についてです。


肝は筋を主(つかさど)る

筋とは骨に付着し関節に集まっている
筋膜を表します。
この筋膜は、肝の陰血により
滋養されており、
筋の疾患に対して
肝経をつかって治療することが
臨床上よくございます。
このとき、
筋=肝だ! 
と決めつけてしまうと
治療の見方としては
宜しくありません。
例を挙げれば、
全身の経絡には、
経筋といって
経絡が支配している
筋の部分がございますので、
どの部分に痛みがあるのか
が非常に重要になって参ります。
また慢性の筋の疾患で
あれば陰血の不足(虚証)を
疑いますが、
急性、突発性のものであれば
気の滞りなどの
実証と考えられるため
虚実の判断
も重要になってまいります。
もちろん他にも様々な要因が考えられますが
これらのことだけでも
読み取らなければならない情報は多くありますね。
治療に関しては、
日々葛藤です。
参考文献:『鍼灸学[基礎編]』  東洋学術出版社
     『臓腑経絡学』     アルテミシア

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