”才能が無くなると、形式がはじまる”

と、このようにドイツかどこかの画家が言っておりましたが、
まさしくその通りで
形式で緻密なまでに組まれた国家の恩恵を授かりながら
民はその才能を伸ばす場所が失われつつあるのですね。

なんというジレンマ。
良き手仕事には苦しみがいつの時代にも必要だと確信しています。

生き死にの中 苦しみ抜いた時代の中にこそ
素晴らしい芸術が必ず開花してきたのだ!

僕らの立ち位置を思う。

どんな環境にあっても自分を律する事で
苦しみ それを糧に想像する事は必ず出来る。

我が人生の苦しみに裏打ちされ、共存しながら満ちる希望と光。
数学で言う絶対値のようにその振り幅は広がり続ける。
それが僕の手仕事を通して伝われば単純に嬉しく思う。
言葉は必要ないと。

そこの誰かに伝えよう。

形式から逸脱せよ。

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