下野先生のダイエットの記事に対する補足。
下野くんは、
無理な食事制限をすることによって
いわゆる胃腸が弱る事によって逆に太りやすくなる
悪循環に対し疑問提起してくれました。
太る原因として
東洋医学では大きく二つに分けて考えます。
1:身体に物を入れすぎて太る。
内臓という工場で処理し得る以上の物を入れればそりゃ太る。
こいつに対しては、一定ダイエットは有効です。
しかし、やはりバランスを考え、
同時に食べる物の質をしっかり考えなくては
なりません。身体に熱がこもっているのか
冷えているのか
湿気が多いのか。
それらの状況に応じて良くない物を効果的に避けてもらいます。
舌や脈、お腹や経穴の反応を診ていくことでわかります。
2:こいつが厄介。 内臓の弱り。
脾胃が弱っていたり、腎が弱っていたり。
内臓という工場がうまく稼働していないので
適量の飲食でも必要な物を身体に取り入れる効率も悪く、
ゴミ(邪)も残りやすいので当然太ります。
こういう状況に対して
食べる量や食べるものを変えれば痩せるはずだと
あやまった判断をして 余計に脾胃を弱くし、
余計に太りやすくなる。
そして それを予防する為に食事制限の悪循環。
こいつを治すには内臓をしっかり建てるということです。
これに対しては一鍼堂では鍼で十分成果を修めています。
内臓がしっかりすれば 太りにくくなります。
このタイプは、
はっきり言ってあまり食事量は、過剰でなければ
問題ではありません。
食事できちんと身体を作り上げるのは
あなたの脳ではなく、
内臓であることを知る必要があります。
ダイエットをする前に1か2かどちらのタイプかをしっかり見極めて
それに応じた対処をしていかなければなりません。
下野先生のダイエットに対する問題提起は2のタイプに対するもので
あるとここで補足しておきます。
林