つい最近まで去湿を行わなければならない
患者の状態が多かったものが、
2日程前から知らぬ間に
腎気を補うことに重点を置き組み立てる治療が
多くなって来ている。
今日なんかもそうだった。
四季がいろんな事を教えてくれるが、
自分たちの表現する鍼からも
自然界の移ろいが如実にそこに表れていることに気付かされる
一瞬があった。
風も寒も暑も湿も すべての現象が良き師であると感じる。
湿というのは重鈍なイメージがあり、
そこまで激烈な邪のイメージはないが、
病体に及ぼす影響は計り知れないものがある。
とくに油物や甘味の多い現代人には、
内湿が多く、これと内外呼応する事で梅雨は本当に
身体に影響を及ぼす大きな存在として
臨床では意識せざるを得ない要素となっている。
ここのところは、本当にこの湿との戦いだった。
この湿がある程度さばける事により、
本来の生気との戦いにステージを移す事が出来、
ますます腕の見せ所となる。
専門的な言葉が多くすいません。
四季折々、人の身体も移ろいでいるので
それに合わせて鍼を変化させていかなければならない。
春には春の
梅雨には梅雨の
冬には冬の
鍼があるということです。

1コメント

  1. コメントどうぞ。
    こちらこそ、昨日は、気軽に話しかけたりして、失礼をいたしました。
    ライカMPで撮ってらっしゃる姿を見て、気になったものですから・・・。
    とてもいい時間を過ごさせていただきました。
    ありがとうございました。
    また、どこかでお目にかかれたらと思います。
    これからも、よろしくお願いいたします。

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