どうも、下野です。
真夏のような日々が続いた大阪ですが、
ここ最近は梅雨らしいお天気になっております。
みなさんの地域はいかがでしょうか?
では今日も
中医学解説をしていきます。
今回は
中医学解説【四診編】の2回目、
『聞診』についての解説です。
『聞診』とは
患者さんの発声・発語・呼吸の音を聞き、
また患者さんの体内に発生する分泌物や
排泄物など各種の臭い(体臭、口臭、二便)を
嗅ぐことにより疾病を判断する方法。
これも以前紹介した
『望診』のように普段から実践し、
身に付けることができます。
例えば、
咳をしている人を見た時に、
「コホコホ」と乾いた様な咳をしているのか、
または痰が絡んだ様な咳をしているのかで
病の原因は変わってきます。
またこれからの時期、よく汗をかく様になります。
汗をかいた時に、汗のかく部位(これは望診になります)と
汗の臭いで病の原因を探っていくことも出来ます。
学生さんは、患者さんに触れる機会が
少ないと思いますので、
この時期に『望診』『聞診』を徹底的に鍛えて
おいて下さい。
臨床に出た時に少しでも
即戦力となれるよう勉強して下さい。
下野