どうも、下野です。
これから、中医学の解説を書き込んでいきます。
が、その前に僕自身のお話を。
実は、3月1日「アレ」になってしまいました…
「アレ」とは、この季節多くの方を悩ませる「アレ」です。
そう花粉症です。
鼻水、くしゃみ、目のかゆみが止まりません…
つらいですね。
花粉症の方々の気持ちがわかりました。
最近、当院には
「花粉症で困っているのですが、鍼灸で治りますか?」と
いったお問い合わせをいただきます。
また患者さまの中にも「花粉症になってしまいました…」と
仰られる方々が多くおられます。
もちろん一鍼堂では、
花粉症にも対応しております。
で、ここから中医学的お話になります。
僕がなぜ花粉症になったのかというと、
”気逆”が考えられます。
”気逆”とは、気の昇降失調の病証で、
下降すべき気が下降せず上逆したものです。
臨床的には胃気上逆、肝気上逆がみられます。
僕の場合は、肝気上逆が考えられます。
最近、色々と気を使うことが多く、
なかなか眠れないといった日が多く続きました。
実際、気を降ろす治療をしてみると、
花粉症の症状は随分おさまりました。
僕の花粉症は”気逆”で対応出来ましたが、
臨床的には、1つの病証で様々な症状、
疾病が起こるとは限りません。
様々な病証が混ざり合って、起こることが多いです。
その為、ひとつひとつの病証を理解しなければなりません。
少しでもその手助けになればと思います。
今後は、もう少し詳しく解説していきます。
下野

2 コメント

  1. いつもお世話になっています。
    私もこのタイプでしょうか…?
    「陽の気が上半身に集まって…過敏になっている…」と言われました。
    「養生訓」ぜひ読みたいと思いお借りしてきました。
    頑張って読んでみます。

  2. mavie1958さん、
    コメントありがとうございます。
    返信遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
    治療担当の先生にお伺いしたところ、
    mavie1958さんも、気逆を起こされ易いタイプのようです。
    しっかりと治療をし、気逆が起きにくくなるお身体に変えていきます。
    全力で治療にあたらせていただきます。
    「養生訓」お借りになられたようですが、
    いかがですか?
    少し専門的な所もありますが、
    そこはサラッと読む程度で良いと思います。
    それでも十分勉強になりますよ。
    ただあまり集中しすぎて、目を酷使しないよう気を付けて下さいね。
    目を酷使しすぎると、肝気が上逆してきますし、
    また季節柄気が上逆する時期でもあります。
    ではまた感想お聞かせ下さい。
    一鍼堂 下野

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