大建中湯の證Ⅰ
62-1.jpg

図の如く、腹の皮尨々(むくむく) と起こりて頭足あるが如く、(たと)えば樹の枝を袋に包みて
推してみるが如し。其の人時として大いに寒痛し、嘔して食することを能わず。
発する時は事にふれて近づくべからず。或は大便閉し、或は心胸、
大寒上衝の者。
大建中湯の方。
蜀椒(六分) 乾姜(一戔二分) 人参(竹節。八分) 飴(四戔六分)
右四味、水一盞六分を似って三味を煮て八部に取り、滓を去りて
飴を六分にとりて、一度に服す。
             ~ 大阪から真の鍼灸を 一鍼堂 

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here