『基礎中医学』には帯脈は「胎児を保護し、帯下を司る。」としかありません。
そんなもんだと言われればそれまでですが、
それじゃ、本当に学んだとは言えないんじゃないかと思います。
帯脈失調で何故帯下が出るのか、
そして帯脈についてもう一度考え直してみました。
婦人においては帯脈に牽引作用があり、その弱りがたも帯下が降りるという説を紹介しましたが、
ここにもう1つ面白い考え方があります。
帯脈というものは、変わった走行を示し
諸経脈が通るときに、寒熱を帯脈の部位に遺してしまう。この熱が鬱滞して白い粘液が発生し、これが綿々として流れ出るようになったものが白色帯下である。」
と奇経八脈考の帯脈為病にあります。
(張子和曰く。で始まるので本を辿れば張子和の言かもしれません。)
独特の走行のため寒熱が帯脈部位で引っかかると考えたのですね。
大変説得力があり
私はこの説に一票を投じたく思います。

3 コメント

  1. 補腎の食材を『涼寒性』『温熱性』にわけて、それぞれ寒タイプには『温性の補腎(くるみや海老、黒豆、ナマコ等)』熱タイプには『涼性の補腎(昆布や海苔、ハマグリ、豚肉等)』
               ↓
    具体的で日常に即しているのでとても参考になります。
    以前薦めていただいた薬膳の本にこういうようなことが、
    まとめてあるのでしょうか。
    まだ買えてません。
    とても興味があります。
    特に日常使用する食材が中医学てきに
    どのように体に作用するかということに対して。
    とても重要な知識で 必ず学ばなければならない
    ジャンルであると感じています。

  2. チャングムの前半の女官のところで(ここでは特に王様の食事を作る女官の話です)王様の体調に合わせてとか前夜にお酒を召し上がったので朝食はこの食材を使用して…みたいな場面がよくあります。
    中医学は私には難しすぎてよく分かりませんがドラマの中では日常よく使用する食材だったのでなるほどと思う所が多々ありました。
    ただお腹を満たすだけの食事をするのではなく毎日の積み重ねが大事なんだと思いながら見てました。
    もう一度見てみようかな~なんて思っています。(笑)

  3. いつもお花の奇麗な写真を
    ありがとうございます。
    blogも拝見致しました。
    仕事の合間に少しですが
    受付でお話させて頂いて、
    とても楽しい時間となりました。
    ありがとうございます。
    いつでも寄って行ってくださいね。
    チャングム、見たいですが
    なかなか時間が取れません。
    絶対 そのうち見たいです。
    感謝
    一鍼堂院長 林玄一

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