健康番組について。

さて、世間はまさしく健康ブームです、
先日は、「発掘あるある大辞典」の不祥事が大問題になりました。
依然、健康番組はテレビでも非常に人気のようですが、
例えば、飲食物の摂り方について、
一つ気をつけなければならないことを話します。
人の体は大変精密に出来ているので、
体が冷えている人は、温かいものを欲する。
体に熱がある人は、冷たいもの（冷えたビール、アイスクリームなど）
を欲する
という原則があります。
体は冷えているとなんとか温めようとし、
熱のあるものは、冷たいものでなんとか熱を冷まそうとしてくれるのです、
また、南国の国は気候が暖かく、人にも熱がこもりやすいので、
体を冷やすものが好まれ、冷性の飲食物が育ちます。
そこで生を育むとされるものは、そこに生きる人や環境があってこそです。
こういう時、健康番組なんかでは、
「南国のフルーツはとても健康に良いそうです。」
とやるわけです。
北国の気候の寒いところにいる人がこれを
やると体を壊します。　冷えに冷えを与えるからです。
たまたま番組をみた沖縄のAさんにはとてもいいでしょう。
全ての食物はある人にはいいものであるし、
他の誰かにとっては毒物であるのです。
単純に流行りもののように取り扱うのは危険ですよ！
そんなものより体の機構はもっと精密。
へたな知識よりも、体の声を聞いてあげましょう。