アトピー、皮膚病に対しての記事をアップしたことであるし、
一度皮膚疾患に対して、外証に対して学びなおそうと思う。
ここでは正宗派を取り上げよう。
鍼灸専門家のための学術記事です。
ごめんなさいね。
一般の方は飛ばしていただいて結構です。
正宗派
正宗派は、中医外科学の分野で非常に発展した流派であり、
その名称は、明代の陳実功の著書、『外科正宗』よりとられた。
陳実功をはじめに
宋代: 陳自明 『外科精要』
元代: 斉徳之 『外科精義』
明代: 薛立斎 『外科心法』 『外科発揮』
王機 『外科理例』
申闘垣 『外科啓玄』
清代: 祁坤 『外科大成』
などである
特徴
○外の病変に対しても内を建てる事、特に脾胃を大事にし、
脉診によって、内の状態をしっかりと把握する事の重要性を説いた。
内外一理説である。
今も昔も、外証にとらわれ、安易な対証療法に走りがちなのは一緒だったのだろう。
○消・托・補の三法発症、化膿、破壊という段階に応じ消・托・補という3つの法を用いた。
また、この中でも托・補の2法を得意とした。