某野球少年。
3日前に鼻にボール(硬球)を受け骨がかけて痛みがある
という少年が来院した。
上焦に一定の気滞があるとみて鍼(針)で気滞を取り去ると、
急に鼻から出血した。
しばらくして止まりその後の反応をよくみてもらい
その日の治療は終わり。
それから2日後の本日来院。
鼻の通りが良くなり痛み大分ましとのこと。
外部からの衝撃により、気血の流れを阻害されるが、
しかし、このような明らかな物理的な損傷でも、
気滞を捌くことによりここまで対応出来るのだな、と 。
とても面白い症例であり、よい勉強になった。