東洋医学では便によっても
体の状態を把握します。
●硬いもの
硬いのですから、水分が不足している。
つまり、体が陽、熱に傾いていると考えます。
熱の症状が出ます。また、温めると症状が悪化します。
治療は 熱を取り去る方法を用います。
辛いものや、濃いものを取ると熱が余計にこもりますので
控えましょう。
●水っぽいもの
今度は逆に水分が過剰な状態。
体が陰、冷えに偏った状態を示します。
症状は、冷やすと少症状が悪化する。
体が冷える食材はとっては駄目です。
(生もの、冷たい飲み物、乳性品など)
●泥のようなもの
これは、東洋医学では湿邪と呼び、お餅のような邪気です。
これがあると、天気の悪い日、雨の降る前などに
関節が疼いたりします。
湿邪は粘着質な邪気で、関節や下半身に溜まりやすいからです。
これは 胃腸が弱ると体内に生じやすいので、
胃腸を強める治療を施します。
湿邪を作る餅や、麺類などは控えましょう。
*注:簡単に書きましたが、本当はもっと専門的に診ていきます。