受付の稲垣です。
日々、鍼灸師になるべく勉学に勤しんでおります。
そろそろ格好を付けて、先生方の様な
東洋医学に関して学術的に難しい研究ブログに
入って行こうかと考えております。
嘘です。
まだ、受付ですからね~・・・(゜_゜;)
でも気になった所があるので、少しだけ。
なんでここなのか?
パッと開けたページだからです。
そんなもんです。
パッと開きました。
で、気になってしまったという訳です。
一ページ目からコツコツと・・・よりも楽しんで行きましょう!
「黄帝内経 素問 上古天真論 第一」より
帝曰、人年老而無子者、材力尽耶、将天数然也。
岐伯曰、女子七歳腎気盛、歯更髪長。
ニ七而天癸至、任脈通、太衝脈盛、月事以時下。
故有子。
三七腎気平均。故真牙生而長極。
四七筋骨堅、髪長極、身体盛壮。
五七陽明脈衰、面始焦、髪始堕。
六七三陽脈陽明衰於上、面皆焦、髪始白。
七七任脈虚、太衝脈衰少、 天癸竭、地道不通。
故形壊而無子也。・・・
ごくごく一部分ですが抜粋しました。
どこかのホームページからコピペすれば簡単でしたが
一つ一つ手入力してみました。
時間かかる・・・
だけど、漢文の勉強になりますね。
この方法は、良い意味での副作用です。
中医学のいい勉強になるかもしれません。
この一つ一つを解説するのは、
書物のコピペになってしまいそうですし、
学術的に奥に入って行く力もまだありませんしね。
なので、著者の力をお借りしてザックリと説明だけいたします。
本当にザックリです。
黄帝が質問して、岐伯が答えています。
↓
黄帝
「歳をとって子供を産むことができないのは何故か?
精力が無くなったからか、天からの定か?」
岐伯
「女性は
7歳になると、女っぽくなります。
14歳になると、月経があります。
21歳になると、体が大きくなります。
28歳になると、もっとも体が強い時期です。
35歳になると、衰えが始まります。
42歳になると、やつれ始めます。
49歳になると、月経が停止します。」
(これ以降男性に関する記載も勿論ありますが、割愛します。)
何故“7進法”なんだ?
どこから、この数字を持ってきたんだ?
男は“8”の倍数なのですが、女は“7”の倍数なのです。
「“陽”だから男は“8”で、女は“陰”だから“7”なんだ。」
と答えが返ってきそうなのですが・・
だから・・・
その“7”はどこから導き出したんだ?
「10-3=」なのか「3+4=」なのか?
別のルールがあるのか?
どこかに書いてあるんだ?
そして思います。
今後の鍼灸師としての人生は、
それを調べる旅に出るのではなかろうか・・・
もし書いていなかったらどうしましょう。
もしかして結論しか書いてないものも多くあるのでは?
不安・・・
書物を知るのは
結果をたくさん知る必要があるからに感じますね。
その悪くなっていった“道”が解っているものもあるでしょうし、
“道”がどこにも書かれていないものなるのではないかと思ったりします。
平成29年の僕は
その“探求”が「鍼灸師」のように感じる
ピッカピッカの~一年生という訳です。
参考文献:
『現代語訳 黄帝内経 素問 (上)』 東洋学術出版社
↑
これ、買いました。いくらか分かりますか?
高いんです。
半泣きです。
稲垣です。
(「ヒロシです。」風に)
という事で本日はこれにて終了。
稲垣 英伸