どうも、新川です。
三宮院には、
本院ほどではないですが、
子供さん向けの絵本が数冊ございます。
その中の一冊が
エリックカールさんの『はらぺこあおむし』です。
エリックさんの色彩が気になったので、
他の本も探してみました。
他の本もそうですが、
しっかり「仕掛け」があります☆
詳細は見てのお楽しみ。
たまには絵本読むのもいいですね。
さて、
ここからが本題です。
今回からは
「軍形」篇を記していきます。
【軍形】
見勝不過衆人之所知、非善之善者也。
戦を見ること衆人の知るところに過ぎざるは、善の善なる者にあらず。
。
多くの者に、それとわかるような勝ち方は真の勝利ではない。
勝利の際の安堵感、高揚感などを得るために戦をしていては、
戦を行うことが目的となり、いずれ修羅の道に引きずり込まれかねない。
そこで次の文節が出てくる。
古之所謂善戦者、勝於易勝者也。
古えのいわゆる善く戦う者は、勝ち易きに勝つ者なり。
本当の戦上手は、
まず勝ち得る条件をつくっておき、
自然に勝つ。
勝つべくして勝つ。
勝つための準備を行い、決して敵に隙を見せず、
反対に敵の隙は決して見逃さない。
次回へ続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。