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どうも、新川です。
巷に知らない花が溢れかえっているので、
ポケット型の植物図鑑が欲しくなってきました。
こちらは、
マツバギクといってもキクの種類ではないそうです。
日当たりのよい場所を好むらしく、
そういえば南側が開けている場所に咲いていましたね。
こう見ると
どのような環境に咲いているかを見るのも面白いものです。
今回は
「謀攻」篇の続きです。
【謀攻】
故小敵之堅、大敵之擒也。
故に小敵の堅は大敵の擒なり。
戦を行う時の原則について。
自軍の戦力が弱小であるにもかかわらず、
強がって戦にのぞんでしまうと、
強大な敵の前では悲惨な結果しか生まない。
そのためには、
故用兵之法、十則囲之、五則攻之、倍則分之、敵則能戦之、少則能逃之、不若則能避之。
故に用兵の法、十なれば、すなわちこれを囲み、五なれば、すなわちこれを攻め、
倍すれば、すなわちこれを分かち、敵すれば、すなわちよくこれと戦い、少なければ、すなわちよくこれを逃れ、若かざれば、すなわちよくこれを避く。
戦のやり方として、
圧倒的な戦力差を相手に見せつけて、
戦わずして勝つのが最高の勝利。
ただし、勝つ見込みがなければ戦わずに撤退しなさいというのが、
原則であると述べられている。
戦いに勝つためには、
戦うべき機会を見極める事が必要となってくる。
次回へ続く
参考文献:
『孫子・呉子・尉繚子・六韜・三略 』 徳間書店
『孫子・呉子』 プレジデント社
『老子』 岩波文庫
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。