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京都にいってまいりました。
祇園通りの花も華やかで綺麗でしたが、
公園の花も静かさの仲で凛と咲いており綺麗でした。
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今挙経中言病従脾胃所生、及養生当実元気者条陳之。
生気通天論云:蒼天之気清浄、則志意治、
順之則陽気固、雖有賊邪、弗能害也、此因時之序。
故聖人伝精神、服天気、而通神気。失之内閉九竅、
外壅肌肉、衛気散解。此謂自傷、気之削也。
陽気者、煩労則張、精絶、辟積于夏、使人煎厥。
目盲耳閉、潰潰乎若壊都。故蒼天之気貴清浄、
陽気悪煩労、病従脾胃生者一也。
今、黄帝内経の中で脾胃から生じる病や
養生によって元気を充実させることを
述べた部分を一つずつ挙げる。
生気通天論には
「天気が清く澄んでいれば、志や意は(乱れずに)治まり、
人が天気に応じていれば、陽気がしっかりして
賊邪があったとしても、害されることがない
これは季節の変化に沿っているからである。
このため聖人は精と神を人に伝え、
天気を服して、神気に通じているのである。
季節の順応できなければ中では九竅が閉じ、
外では肌肉が塞がれ、衛気が散ってしまう。
これを自傷といい。気が削られたのである。
(人体の)陽気は煩労すれば、
(陽気がたかぶって)精の消耗を引き起こす。
夏にさらに(精の消耗を)繰り返せば、
人を「煎厥」という病にさせる。
目は見えなくなり、耳は聞こえなくなり
(その病の様子ははあたかも)
河の堤防が決壊して水がどっと溢れ出す
ようなものである。
そのため天の気は清く澄んでいるのを貴び、
陽気は煩労を悪むのである、
病が脾胃から生じるもののひとつである。」