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又云:五穀入于胃也、其糟粕、津液、宗気、分為三隧。
故宗気積于胸中、出于喉嚨、以貫心肺、而行呼吸焉。
栄気者、泌其津液、注之于脉、化而為血、以栄四末、
内注五蔵六府以応刻数焉。
衛者、出悍気之慓疾、而行于四末分肉、皮膚之間、
而不休者也。
また、五穀が胃に入ると、糟粕と津液と宗気の三つの道に
分かれるのである。そのため宗気は胸中に積もり、ノドに出て、
心肺を貫き、呼吸を巡らすのである。
栄気とは、津液をしみわたらせ、脈に注ぎ、変化して血となり、
四肢を栄養して、刻数に応じて五蔵六府に注ぐ。
衛は猛々しい気で、はやく、四肢の分肉、皮膚の間に行って休まないのである。
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参考文献
『脾胃論』人民衛生出版
『黄帝内経三家注』霊蘭書院
『黄帝内経素問(上)』東洋学術出版