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下積み修行中の盧のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。


こんにちは、盧(ル)です。
先日、東京へ行ったときに浅草にある
「電気ブラン」という老舗のバーにいきました。
お店の名前がついた「電気ブラン」という
太宰治や当時の文豪が飲んだと言うことで
有名なお酒がありました。

「ものは試しだ!」
と飲んでみるとアルコール度数が45という
アルコールの塊みたいな飲み物で
喉が焼けるようでした。

当時の人が喉の焼ける感じを
当時の流行語の「電気」のようだとたとえて
それに「ブランデー」という言葉をあわせて
「電気ブラン」という名前にしたんだそうです。

アルコールに喉を焼かれながら
「電気」が流行語なんて時代を感じるなあと
思った一日でした。


 

通評虚実論曰
頭痛耳鳴、九竅不利、腸胃之所生也。胃気一虚、耳目口鼻、倶為之病。
経脈別論曰
食気入胃、散精于肝、淫気于筋。食気入胃、濁気帰心、淫精于脉。
脉気流経、経気帰于肺、肺朝百脉、輸精于皮毛。
毛脉合精、行気于府、府精神明、留于四蔵。
気帰于権衡、権衡以平、気口成寸、以決死生。
飲入于胃、游溢精気、上輸于脾。
脾気散精、上帰于肺、通調水道、下輸膀胱。
水精四布、五経并行、合于四時五蔵陰陽、揆度以為常也。

(黄帝内経・素問の)通評虚実論には
「頭痛や耳鳴り、九竅(目・耳・鼻・口・二陰)がうまく働かない
といったものは腸胃から生じる病である。」と言う。
胃気がひとたび虚すと、耳・目・口・鼻がともに病むのである。

(黄帝内経・素問の)経脈別論には
「食べ物が胃に入ると、
(水穀から生まれた)精気を肝にわけ与え、筋をやしなう。
(また)食べ物が胃に入ると、
(食べ物のうちの)濃い部分は心にゆき、脈をやしなう。
脈気は経脈を流れ、経気は肺にゆき、肺は百脈を朝じ、皮毛に精を運ぶ。
毛脈は精を合わせて、膻中に気をおくる。
膻中の精が(清らかで)はっきりしておれば、四蔵に(精が)留まり、
気(の輸布)が平衡の状態になる。
気(の輸布)が平衡の状態かどうかは、脈によって分かるのである。

飲み物は胃に入ると、精気を脾におくる。脾気は精をちらし、
(霧のようにして精を)肺へおくり、通調水道して、膀胱へおくる。
水精は四方へゆき、同時に五臓の経絡へゆく。
四時・五蔵・陰陽の法に従い、脈を診て疾病を判断するのを習慣とする。

 

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参考文献
『脾胃論』人民衛生出版
『黄帝内経三家注』霊蘭書院
『黄帝内経素問(上)』東洋学術出版

 

クラゲフワッ
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