<討論会・座談会の開催お知らせ>
学生さんや鍼灸師を目指す方、
お待ちしてます!!!
【対象者】学生、この業界を目指す方
(※免許を取得し鍼灸師になった方は今回はご遠慮頂いております)
【日時】2017/03/05(日) 15:00~18:00
【費用】一人3,000円
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
https://www.1sshindo.com/blog/zenith13539/
嘔吐(えずき)
胃虚して吐する者あり、胃寒して吐する者あり、
暑に犯さるる者あり、飲食に傷られ、気結れて、
痰聚り、みなよく人をして呕吐をなす。
鍼=気海、風池、太淵、三里。灸=胃兪、三里。
膈噎 翻胃(かく)
憂思、労気より生ず、膈とは喉のおくに、何やらさはり。
吐けども出でず、呑めども下らず、痰鬱によって気鬱す、
食をそのまま吐逆す。翻胃は朝、食する物を、夕に吐し、
夕に食して、晨に吐するは病ふかくして治せず。
天突、石関、三里、胃兪、胃脘、膈兪、水分、気海、譩譆、胃倉。
咳逆一に曰く吃逆 (しゃっくり)
発膈(しゃっくり)は気逆、上衝して、声をなす也、又胃火上衝して、
逆す、口にしたがひ臍より起るは、治し易し、臍下より上るは陰火上衝、
治しがたし。
期門に鍼し、脾兪、中脘、乳根に灸す。
喘促 (ぜり、すだき)
肺虚寒の喘あり、肺実熱の喘あり、水気肺に乗じて喘し、気滞り肺張りて喘し、
気急の喘、胃虚の喘、陰虚、気虚、痰喘其病を受ること同じからず。
灸=中府、雲門、天府、華蓋、肺兪。
針=中脘、期門、章門、肺兪。
〜鍼灸重宝記より
嘔吐、膈噎、咳逆、喘促を抜粋〜