下積み修行中の王くんのお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学び成長して参りますのでお許し下さい。
どうか見守り 応援してやって下さい。


気血とは、生体を構成する各種物質の基礎となるものであり、
また生命活動の動力源でもあります。
気血は臓腑作用によって生産されるものであるため、
人体の生理現象や病理変化のすべてと
密接な関係を有しています。
人体において、気は推進・温煦・防御・固摂・気化などの
重要な機能を果たしています。
一方、血は臓腑や各組織器官に栄を養与え滋潤する
という働きをしています。
気と血は生成された後、体内を休まず循環し、
あらゆる場所を巡り、その生理機能を発揮しています。
しかし、様々な原因によって気血の生成・運行・機能に
異常をきたせば、気血疾患が発生します。
全身の各臓腑組織は気血の温煦・濡潤作用なしでは
機能することが出来ません。
そのため、外感病にしても、内傷病にしても、
あらゆる疾病は気血と何らかの関係によって
発生していると考えられています。
気と血はその起源を同じくするだけでなく、
生理機能のの面でも病理変化の面でも
密接に関わっています。
気と血は互いに依存しながら成り立っているのであり、
気は血を生成し、血は気を養い、
気は血の循環を促進し、血は気を載せて運ぶので、
気は血がなければ失調するし、
血は気がなければ停滞します。
気病は必ず血に波及し、気滞があれば血瘀ができ、
気が衰えれば血は不足し、気が逆上すれば血は乱れ、
気が虚せば気をコントロールすることが出来なくなる。
同じ様に、血病も気に波及します。
そして、気が血に波及したり、血が気に波及したりするのは、
多くが気病や血病が長期化したときなので、
疾病が長期におよんでいる場合は、
気と血の両方がやんでいると考えられます。

           王

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