人にはそれぞれ生業というものがあり、
その人にしか出来ない仕事というものが存在する。
それらは非常に尊いもの。
しかしながら、
彼らの多くは自分を生贄にしながら
擦り切れながら仕事に対していることも多く、
彼らの命そのものの仕事と、
彼らの尊厳を担保しながら、
同時にいかに人らしく生きられるか
という一点が僕の中では大きなテーマとなっています。
僕も含めてという皮肉もそこに含まれるのではありますが。
色んな人と出会って
その人達を見つめる先に、
涙と歓喜は共存していることが多いです。
生まれてくるということはなにか
死にゆくということはどういうことか
常に考えさせられます。
目を背けず参りたいです。
その瞬間瞬間の答えのかけらみたいものは、
その都度、仕事の表現の中に含ませてあります。
問い続けます。
写真は山から大阪を望んだものです。
街が霧に包まれ、一部の都市がその霧の中から
頭を出している様が神秘的でした。
