生命の危機は逃れ、
一人で歩けるようにもなり、
そろそろ ようやく仰臥(あおむけ)が出来るようになり
久方ぶりに腹診した所、
臍の中心が大きく左に移動している!
軸が動くとはやはりそれは大きな意味があるのだと思う。
虚実のバランスで右にひっぱられたり
左にひっぱられたり上下に向く事はあるが、
それとは異なり、
そう。 軸が移動した。軸を中心に移動した。
そういう感覚を持っており、
ああ、生命に大きな変動があったんだと知る。
そうそう。
この御婦人 夢の中で、そう暗くはないが
みんなが歩いている所からはずれた
細い細い道を一人で
涙を流しながら歩いており、
向こうから人が歩いている予感を感じながら?期待しながら?
そのまま歩み続けており
気付けば起きていて実際に涙を流していたそうです。
85年程生きてこられて
これまでこんな鮮明な夢?は見た事ないそうです。
そんな事を本日 語ってくれました。
(2011.06.19)
不思議な事もあるもんですね。
下の写真は臍の位置を確認する為に上下に優しく開き
臍をあらわにしたもの(左右方向には力を入れておりません。)
鋭い臨床家であれば触らずともこの写真で
この腹の虚実錯雑した状態を感じる事が出来るのではないかと思います。
またどのような脈をされているか、
どのような顔をお持ちかも見通せるのではないでしょうか。
腹ひとつにもそのようなストーリーがございます。
そのような微細な感覚を得る事に職業人としてロマンを感じます。
林
初めまして、いつもブログを楽しみにしています。東京で働いている9年目の鍼灸師です。
今回の女性の写真つき臨床日誌は大変勉強になりました。東洋医学に基づいた考え方で写真を読みとく力が自分には足りないことを実感し、これから勉強していこうと思います。自分も鍼灸師としてしっかり立っていけるよう頑張ります。
貴重な情報をありがとうございました!
東京からですね、ありがとうございます。
お返事とてもうれしいです!
お互いがんばりましょう★
Naganoさんの名前、しっかりと覚えておきますよ。
語り合える関係になれればうれしく思います。
また良ければ いつでもメッセージ下さい。
林