【週2日程度の研修生募集中】
週に2日程度(各半日)の研修生を募集しております。
学生であれば、業界の相談や
当院蔵書の閲覧、及び基礎中医学の修得を目指し、
適正があれば修行生や内弟子として
上を目指すことも可能です。
詳しくは本院まで。
期間:6ヶ月(相談により更新の余地あり)
募集二名、面接あり。
一鍼堂大阪本院:☎06-4861-0070
こんにちは、盧です。
先日、加藤周一さんの本を読んでいて
「中国では小説の文化がほとんどないが
詩の文化の深さは世界でも有数だ」
との紹介がありました。
この機会に少しずつ読んでみようと思います。
李白
山中答俗人
問余何意住碧山、笑而不答心自閑
桃花流水窅然去、別有天地非人間
山中にて俗人に問う
余に問う なんの意(こころ)にてか碧山に住むと
笑うて答えず心は自ずと閑(しず)かなり
桃花 流水 窅然として去り
別に天地の人の間には非らざるもの有り
ある人が李白に問います。
「なぜあなたのような方がこんな山奥に
住んでいるのでしょうか?」と
李白はにっこりと笑って答えません。
しかしそこには人の世界にはない大自然がありました。
「なにもないじゃないか」と問う人に
「いや自然があるだろう!」と答える李白
一気にスケール感が広がって
ハッとさせられるステキな詩です。