「湿熱証」、
字の如く湿と熱が合して人体に侵襲、蘊結して起こる症候。
外から湿と熱の二気が入って起こるケース、
湿邪が長期にわたり体内にあり、それが蘊結して熱を生じるケース、
脾胃の湿から熱を生じるケースがある。

「湿熱」と診立てた患者さんの
症状が一進一退することがあったが、
この「湿熱」には、
①湿が盛んで熱の軽いもの
②熱が湿より勝っているもの
③湿と熱が共に強いもの
が、今更ではあるが分かってきた。

同じ「湿熱」と言えど
各々により施術方法は大きく変わり、
適切であれば御体に大きく変化がみられた。

改めて、この医学の奥深さを感じた。

3 コメント

  1. 私の場合は・・・

    湿邪が長期にわたり体内にあり、それが蘊結して熱を生じるケース、

    ①湿が盛んで熱の軽いもの

    ですね・・・。梅雨の時期の湿度の高さと言ったら、もう、不快指数全国第二位のこの土地・・・以前、大阪から引っ越してこられた方が「梅雨から夏になると肌が荒れんねん・・・。」と天然サウナにビックリされてました(笑)

    今年はやられっぱなしもここでstopして、食材だけで(は多分湿は無理とは思いますが・・・)自分の体で人体実験と思っています(笑)

    ブログ、もうすぐ引越しします。今まで可愛がって下さって有難うございましたm(__)m

    次のブログはもう少し解りやすく読みやすく作りなおす予定です。

    また、引き続き、可愛がって頂ければと思います。

    宜しくお願いします

    • 僕らはそういったときに、
      丹念に切経します。
      脾胃の経絡がどのような変動を起こしているか、
      寒熱虚実はどうか。
      徹底的に観察します。
      食材でどこまでアプローチ出来るか楽しみです。
      教えて下さい★
      ブログも もちろん楽しみにしています!
      masaさんファンより。

    • masaさん、コメントありがとうございます。

      僕自身も、同じ「湿が盛ん」のタイプでした。
      その為、梅雨時期は本当に辛かったのを思い出します・・・
      僕は鍼である程度改善したので、masaさんは食材で改善させてみて下さい!
      その際は教えて下さい。

      ブログお引っ越しされるそうですが、
      僕も時々拝見しておりました。
      あの高価なコーヒーの記事を読んで、
      コーヒーが飲めない僕でも一度は飲んでみたいと
      思いました!
      ただ一杯が高すぎますね・・・(苦笑)

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