【受付アルバイト募集!(鍼灸学生向け)】
鍼灸の学生さんを対象に受付アルバイトを一名募集中です。
一年契約(希望により更新可能)で時給制となります。

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「飯を炊ぐに法多し。
たきぼしは壮質なる人に多し。
●は積聚気滞ある人に宜し。
湯取飯は脾胃虚弱の人に宜し。
粘りて糊の如くなるは滞り塞す。
硬きは消化しがたし。」

貝原 益軒『養生訓』より

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下野です。
まだまだ暑い日が続きますが、
皆さま体調はいかがでしょうか?
暑い日が続くとは言えど、
暦の上ではもう秋になり、
そうなると”食欲の秋”がやって参ります。
今回は“食欲の秋”に備えてという訳ではないのですが、
我々日本人の主食であります
お米の炊き方に関してになります。

本文の内容を簡単に訳すと
「胃腸の弱い人は粘り気を少なくし、
腹中に痛みや腫れがある人には
柔らかい米が良い。
粘りは腹に滞り、
硬い米は消化し辛く、
腹中を傷めるからだ。」
と言ったものになります。

よく患者さんにはお伝えするのですが、
白くてモチモチしたものは
胃腸に負担をかけやすいと
東洋医学的に考えております。
とは言いつつも、
お米は主食でありますので、
食べないわけにはいけません。
食べ方を工夫すれば
胃腸を傷つけることは少なくなりますので、
皆さま一度 工夫をなさってはいかがでしょうか。

真夏の京都にて
真夏の京都にて

<参考文献>
『養生訓』 貝原守一博士校訂本
『口語 養生訓』 日本評論社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

下野

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