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「地図舌を調べていて胃気の虚と胃陰の虚が
関わると書かれていたので、
胃気と胃陰について調べてみました。
『病因病機学』より
●胃気
「五臓はみな気を胃より禀(う)くれば、
胃は五臓六腑の本なり 」
胃は水穀の海であり、営衛気血を化生する。
したがって胃気が旺盛であれば、
五臓はみなその恩恵を受けるが、
胃気が虚せば五臓はみなその影響を受けて虚す。
胃気は人の基本で衰えていなければ
重症でも治りやすいが、
胃気がひどく虚していれば、軽症でも治りにくい。
●胃陰
胃陰とは胃の津液のことである。
胃の津液は、温めれば化生し、
冷やせば凝集し、熱すれば消耗し、
乾燥すれば枯渇する。
胃陰には胃腸を潤し、生体に栄養を与え、
陰陽を調整するという3つの働きがある。
「津液は水穀を融化するために
なくてはならないものである」
胃は後天的な津液の源であるので、
胃陰が不足し、長引くと気陰両傷や
肺胃陰虚という転帰を迎えることになる。
胃気の五臓六腑への深いつながりと
重要性を学びました。
胃陰が後天的な津液の源ということと
陰陽を調整するということが印象に残りました。
胃気と地図舌の関連を追っていきたいです。
北野