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先日、テレビのニュース番組で
将棋の話が出ました。
将棋は自分の趣味ですので、
思わず聞き入ってしまいました。

内容は、青森県六ヶ所村にある
核燃料の再処理工場について
当初の計画通りには
稼働していないという問題について触れたもので、
出演されたコメンテーターが将棋に喩えて、
なぜ計画通りにうまくいかないのか、
どこに原因があったのかを論じられていました。

将棋は駒の動かし方などの
ルールを知れば誰でも指せるもので、
多くの人に広く知られていることから
時事問題の例え話として
新聞のコラムなんかでも表現されることが多いですね。

将棋には、戦法や戦術が数多くあり、
それらを知っている人に、知らない人はかないません。
また、戦法や戦術を知っている方が
何十倍も楽しいと思います。
時事問題を将棋に喩える場合、
将棋の戦術について知っていると
「なるほど、そういう見方もできるな」と
うなずける場合が多くあると思います。

では、将棋の考え方を
鍼灸の治療に置き換えるとどうなるか、と
ふとテレビを観た後に考えました。
(というより妄想でしょうか(笑))

<以下、妄想の世界>

太谿穴が虚しているから
太谿に鍼をするというのは、
将棋の手に例えると
もしかすると
「歩」の駒は前に1歩動かすことができるから

「歩」を動かした、
といったレベルなのではないだろうか。

ただし、その「歩」を進める着手によって、
自分の飛車や角を動かすことができるようになるなど
自陣の駒の働きが飛躍的に上がるもの、
また、
反対に相手の飛車や角の動きを封じて
盤面を優位にさせるものである場合、
その「歩」を進める一手は
非常に価値の高いものになる。

価値の高い一手を指すためには、
盤面全体の状況や、手の流れも考慮して、
形成判断をし
今後の盤面の方向性を考えていく必要がある。
(これを大局観といいます。)

すなわち、鍼灸の治療において
太谿穴に刺鍼することで、

単にその穴周辺に作用するだけでなく
身体全体の正気が充実するなどしてくれば
それは価値が高い刺鍼になる。

<妄想終わり>

上記の将棋の話を書きながら、
治療と似ている点が多くあるように思い、
一瞬どちらのことを書いているのか
混同してしまいました。(笑)

今年の後半には
将棋の映画が公開予定のようで、
(参考:「聖の青春」が映画化! 日本将棋連盟HPより )

また、ある将棋の漫画がアニメ化されるなど
将棋ファンにとって待ち遠しいニュースが
今年度は多そうです!

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