「口渇、小便自利が長く続いている方を診させて頂いています。
消渇の可能性があることを確認しました。
（消渇：現代医学でいう糖尿病と考えられ、
肺燥、胃熱、腎虚がみられるとされている。）
また、消渇の背景には瘀血が
気機を阻害している可能性があるという記述もあり
治療方針について考えを巡らせました。
さらに、この方は
小便自利ではあるが便秘もあり、
大腸の伝導がうまくいっていない可能性が高いです。
消渇には「曲池」穴を用いると
経穴の本に書かれていることがありますが、
その意味は大腸の伝導など
津液の動きに着目しているのかと思いました。」
