こんにちは、本多です。
下の写真は、
先日購入した彫刻刀の箱に印刷されていたものです。
「なんやこの適当な彫り方は」
と感じたのが正直な感想でしたが、
その適当さの中に、
何か惹かれるものがあったので、
作者の「円空」を調べてみると、
江戸時代に活躍した僧であり仏師であり歌人の、
生涯で約12万体の仏像を彫った人物。
とあります。
この円空が彫った仏像は「円空仏」と
称されているようで、
中には鉈(なた)一本で作りあげる
「一刀彫」と呼ばれる仏像もあるのだとか。
円空さんダイナミック過ぎます。
本来鉈はまきを割る、動物を狩るなど
大きな動きを出す時に用いる道具なので
鉈だけを使用して仏像を作り上げるのは
非常に困難だと思われます。
しかしそれだけではなく
彫刻刀で丁寧に
彫られた仏像も存在するようですね。
紹介が簡単でしたが(⌒_⌒;
興味があるのでまた詳しく調べてみます。