どうも、新川です
本日は、モーリス・ドリュオンさんの
「みどりのゆび」という書籍をご紹介します。
お金持ちの家に生まれた
主人公の「チト」。
彼には、
触れるとそこに植物を宿すことが出来る
特殊な能力がありました。
純粋な彼は、
その能力で世界を変えていこうとします。
決して現実的なお話しではありませんが、
こんな風に世界が変わったらいいなと思う一冊です。
おそらく子供向けの本なのですが、
彼以外の登場人物にしても、
ただの悪い人、良い人という描かれ方はせず、
彼らとのやりとりもこの本のおもしろみにつながっております。
ちなみに園芸の才に秀でた人を
英米では green fingers と呼ぶようです。
【書籍情報】
・みどりのゆび
著:モーリス・ドリュオン
訳:安東次男
岩波少年文庫