「将棋のテレビを観ていて、ふと
「将棋は指す前の、盤の前に座ったときには
勝負がついている」というお話を
プロ棋士がされていたのを思い出しました。
対局では、棋士どうしの思惑や
思考によって盤面が進んでいきますが、
盤面に現れるのは
棋士の思考のほんの一部で、
その水面下には多くの駆け引きがあります。
目に現れる盤面を形而下、
水面下の駆け引きや思考を形而上と考えました。
将棋の対局は形而上、すなわち
対局が始まる前の研究や精神状態などが
大事であるということかと思いました。
将棋に限らず、どんな職業でも言えるかも知れませんが、
例えば良い仕事をする人は、仕事にあたる以前の、
普段の生活などもしっかりしているものなのかなと
思いを巡らせました。」
