「最近、家から最寄りの駅まで、
自転車で移動するようになって感じたことです。
変速付きの自転車に乗っているので、
平坦な道だと、ギアを徐々に上げていくことで
ほぼ力を使わずに足の回転だけで
速度を上げていくことが出来ます。
変に急いでいる時は、「早くペダルを漕がないと」となり
逆にスピードが乗らずに疲労だけが溜まっていきます。
この感覚は物事を行う時に
徐々に集中力が高まっていく感覚に似ています。
また道中、
図のように強烈な坂道があるので、
この坂をいかに楽に越えられるか、
という目標をもって走った際のことです。
坂道といっても途中、
きつい登り坂もあれば
階段の踊り場のようにやや緩い下り坂があったりするので、
その流れを上手く利用して勢いが削がれないよう
「漕ぎ継ぐ」ようにするとスムーズに進むことが出来ました。
この場合、地形の特徴を知っておかないと、
無駄なところで力を入れすぎたり、
流しながら漕いで足の力を温存することが出来ません。
集中力に置き換えると
この勢いが削がれないようにすることが、
長く一定のレベルで集中を維持することにつながるように思います。」