「滎輸治外経、合治内府。」

「滎輸穴は外経の治療を、合穴は内府の治療に用いる。」

『黄帝内経霊枢 邪気蔵腑病形篇』より


下野です。
先日、経筋治療を行っている知人に
滎穴で治療をしていると聞いた時に
「何故、滎穴なのか?」と疑問に思っていました。

理由がわからなくモヤモヤしていた時に、
霊枢を読んでいたら
冒頭の文が目にとまり、
経筋治療について調べてみたら、
どうもこの記述が基のようでしたので、
スッキリしました。
また言い換えれば、
自分の勉強不足にも気付かされました。

まだまだ経穴については
色んな考え方があるので、
日々の臨床から学ばせて頂きます。


参考文献:
『現代語訳◉黄帝内経霊枢 上巻』 東洋学術出版社

※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。

下野

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