下積み修行中の冠木のお勉強記事です。
勉強不足で至らない内容ですが、
少しずつ学んで参りますのでお許し下さい。
不出来なところもあるかと思われますが、
成長とともに少しずつお返しして参ります。
どうか見守り 応援してやって下さい。
こんにちは、冠木です。
先日の夜、マンションの灯りが気になり
写真を撮ってみました。
日中とはまた違った感じで面白かったです☆
骨が折れる
・非常に骨が折れるとは不思議なものだ…
・天誅も骨が折れるな…
・よっぽど骨が折れる…
・読むほうに骨が折れて…
【国語辞典意味】
物事の成就に努力(苦労)する。
【東洋医学】
骨は髄によって滋養されており、 髄は精から生じている。
「蔵精」を主るのは腎である。
髄によって十分に滋養されると、骨格は頑健になるが 腎精が虚してしまうと、
骨に栄養を供給できないため 骨格はもろくなり、ひどいと発育不良がおこる。
また、腎精が不足すると、*骨髄は空虚となり、
腰膝酸痛、足が萎えて歩けなくなるといった症状がでる。
*骨髄 骨の内部にある柔らかい組織をいう。
赤色骨髄と黄色骨髄に分けられ、
赤色骨髄では造血作用が行われる。
成人においては赤血球及び顆粒性白血球が産生される。
子供は全て赤色骨髄であるが、
発育とともに黄色の脂肪骨髄、黄色骨髄に変化する。
骨髄の造血機能の異常は白血病をおこす。
*髄
骨髄や脳髄もふくんでおり、 脳のことを髄海という。
*髄海
脳をいう。 髄が集まったところとして、 脳を髄海と称した。
『人の生じるや、まず精をなし、精なりてのち脳髄生ず』【霊枢】経脈篇
*骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
加齢による退行性変化のため、 骨がもろく、弱くなった状態をいう。
腎の機能については こちらを御覧下さい。→【腎】について
腎に関係するもの(例)
●呻(しん) 五声の一つで、うめき声をいう。腎・水に属する。
●補腎薬例 海馬、九香虫、海竜、海蛆、巴戟天、胡桃肉、杜仲など
●恐 腎の志は恐れであるので、 恐れれば腎に反応が現れる。
また腎は作強の官であり、 恐怖を感じると気機が下焦に引きこもり胸中が空虚になる。
☆志病病機
1.記憶力の減退あるいは喪失である。
『霊枢』でも、志が損傷されれば、記憶力を損なうと述べている。
腎精が損傷されることにより(加齢も含む)、髄海が不足するためである。
また、記憶力と思考能力とは密接に関係している。
2.物事をやりとげられない、決断できないなどである。
志すとは、意志が固まり、もくろみがあるという精神状態である。
参考文献:
『中医病因病機学』
『中医弁証学』 東洋学術出版社
『鍼灸医学辞典』 医道の日本社
『中医臨床のための中薬学』 医歯薬出版株式会社
※画像や文献に関して、
ご興味がおありの方は 是非参考文献を読んでみて下さい。
冠木