いくつになろうとも、
何年その仕事に就こうとも
修行は必要ですね。
ちなみに、僕はここの
焼き芋アイスが大好きです。
では『難経』の記事に参ります。
【原文】
六十五難曰、経言、所出為井、所入為合、其法奈何。
然。
所出為井、井者、東方春也、万物之始生、故言所出為井也。
所入為合、合者、北方冬也、陽気入蔵、故言所入為合也。
【現代語訳】
医学経典には、
出るところを井とし、入るところを合とする
と述べられているが、その法則はなにか。
答え。
出るところを井とするのは
春に万物が発生するように、経絡の気が井穴より発生し
始めることを例えたものである。
また入るところを合としているのは、
冬になると陽気が収斂して
内蔵されることに例えたものである。
【解説】
当難では、
経絡は井穴から流れ 合穴に至るという点を説明したものである。
気血は止まる事無く全身を巡り、
井穴は経絡の終着穴でありながらも、
再度経穴が出る出発穴でもあるので「出為井也」と記載され、
合穴は全て肘、膝と気血が巡ってくる所に位置しており、
気血が入ってくるようなので「入為合也」と記載されている。
<参考文献>
『難経鉄鑑』 たにぐち書店
『難経解説』 東洋学術出版社
『鍼灸学[経穴篇]』東洋学術出版社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。