数ヶ月、五味について色々書かせて頂きました。

なぜ五味の基本的な効能についてずっと書いていたかと言うと、話にご興味を持った方へ中薬の配合という本のご紹介したかったからです。

東洋学術出版社 中薬の配合

僕は以前から漢方治療を行ってきました。

そこで本を読んだり、勉強会に出席したりして臨床の勉強をしていましたが、エキス剤を中心に扱っていたためにどうしても生薬単位での組み合わせの知識が不足している事を感じていました。

困って様々な本を買って調べても内容が重複している感があり、頭打ち感を感じる中この本と出会って衝撃を受けました。

「四気五味や昇降浮沈などの性質を踏まえ、この生薬とこの生薬を組み合わせるとこういった効果になるのか!」と目から鱗な事ばかりでした。

本の内容は生薬単位になりますが、エキス剤でも応用可能な内容です。

実際に「おお!効き目が上がった」と実感することも多々ありました。

繰り返しになりますが、通常の勉強会や書籍では知り得ない内容ばかりです。

僕も勉強不足の身ではありますが、ある程度は業界にいたので現状は認識しています。

その中でこういった知識が普及していけば、更に日本の漢方業界のレベルアップに貢献できると感じているためご紹介させて頂きました。

ご興味がある方はぜひ買って読んでみて下さい。

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