こんにちは、為沢です。
『格致餘論』の続きを紹介して参ります。
格致餘論:大病不守禁忌論 其之二
予族叔形色俱實,痎瘧又患痢,
自恃強健能食,絕無忌憚。
一日召我曰:「我雖病,卻健而能食,但苦汗出耳。汝能止此汗否。」
予曰:「痎瘧非汗出不能愈也。可慮者正在健與能食耳。此非痢也。
胃熱善消,脾病不化,食積與病勢已甚矣。
此時節擇飲食以養胃氣,省出入以避風寒,候汗透而安。
叔曰:「世俗謂無飽死痢,我今能食,何謂可慮。」
余曰:「痢而能食者,知胃氣未病也,故言不死,非謂恣食不節擇者。
不從所言,恣口大嚼,遇渴又多啖水果,
如此者月餘後,雖欲求治,不可著手矣。淹淹又月餘而死。」
《內經》以驕恣不倫於理,為不治之病。信哉。
又周其姓者,形色俱實,患痢善食而易飢,大嚼不擇者五日矣。
予責之曰:「病中當調補自養,豈可滋味戕賊。」
遂教之只用熟蘿蔔吃粥耳,少與調治,半月而安。
実例を用いて、病に罹っても
自制せず好き勝手食べることが
大病に繋がる危険性を述べております。
参考文献:
『格致餘論注釈』 医聖社
※画像や文献に関して、ご興味がおありの方は
是非参考文献を読んでみて下さい。
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皆様のご安全とご無事を心よりお祈り申し上げます。
為沢