今は後期が始まるまでの夏休みのはずですが、
数単位で終わる授業がいくつか用意されています。
「メンタルトレーニング」という科目を受講しました。
テニスボールを使った団結力や集中力を上げていく方法です。
特にスポーツトレーナーなど“選手に対してのコーチング”に利用することが多いようです。
団結力に関しては、
5~6名で1チームとなり直径4~5mくらいの輪を作ります。
全員が一つずつテニスボールを持ち、落とさずに隣の人に全員がパスします。
それを5回。終われば間を空けずに回転を変えてパスを5回。
終われば逆回転。
4回パスできたら逆回転で4回・・
と右に左に回転を変え、数を減らしていくゲームです。
最終は右回転で1回、左回転で1回まわせばクリアです。
最初は集中できずに落球したり。
回転が変わった事に気付かずにパスする方向を間違ったり。
ミスした人を責め立てるのではなく、励まし合います。
工夫を加えて、始める前に息を合わせるために一本締めをしたり。
全員が「集中!集中!」と気合いを入れたり。
共通の作業を重ねて行くことで一致団結していきます。
そして、クリア。
僕のチームは全員が男だったので、男っぽいガッツポーズのクリアとなりました。
集中力に関しては、
テニスボールを積み上げていく方法を習いました。
支えなしにボールの上に、ボールを置きます。
バランスをとれたら上下のボールを逆にして同じ事を行います。
その回数を出来るだけ多くして、瞬発的な集中力を養うというものです。
手の感覚を繊細にし、落ち着いて、集中力を入れれば回数は別として、皆さんできます。
良ければお試しください。
一流の選手とかは、1分間に十何回もできるそうです。
凄いですよね。
そこで思ったのですが、
先生方が鍼を入れる時の集中力はどうなのだろう?
と気になりました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
稲垣英伸