こんにちは、新川です。
最近、お腹周りが気になり、
運動の必要性を強く感じております。
もうすぐ春ですし、
フットサルのシーズンとなって参ります。
(もちろん今の季節でも出来ます)
キレのある動きが出来るよう、
今から動かしていかないといけませんね。
どこかの公園で、
一人キャンプインしているかもしれません(笑)
さて、今回は
麻黄湯についてです。
麻黄湯
太陽病傷寒に対する
漢方として重用される。
太陽病傷寒は、
風寒の邪が表(肌表)を詰まらせ
衛気の動きを鈍らせるという
特徴がある。
衛気の機能として、
・肌肉を温養する
・皮膚を潤沢にする
・腠理を滋養する
・汗孔を開閉する
があるため、
それらの機能が失調することで、
汗が出ない、冷える、
皮膚がかさつく。
膀胱経のつまりがおき、
頭痛、頚痛を起こす。
腠理が閉塞することで、
肺気の宣発作用が失われ、
咳、気喘などがおこる。
●成分
麻黄:衛気を宣通、肺気を宣発→発汗
桂枝:散寒、透営達衛
杏仁:宣肺し、達邪を補助する
炙甘草:他の方剤が効き過ぎないよう調和させる
小青竜湯という漢方がありますが、
(花粉症の方に処方されることが多く見られます)
麻黄湯の配合を応用したものです。
何事にも通ずる事だと思いますが、
基本、基盤となることの大切さ
こつこつ積み重ねていかねばなりません。
参考文献:
中医臨床のための方剤学:(医歯薬出版株式会社)
臨床経穴学:(東洋学術出版社)
中医基本用語辞典:(東洋学術出版社)
臓腑経絡学:(アルテミシア)