東京、品川の出張は
品川のとある西洋医の先生の
クリニックを半日借りて行っている。
完全に先生の御好意に甘えている。
そこに東京の患者さんが集まる。
これまで先生に感謝の意を伝えようと、
言葉を重ねども、口べたな私は空回りしてきた。
伝えたい気持ちの、10分の1も表現出来ず、
もどかしく思っていた。
お花券をプレゼントしたり、
お土産を持っていったり。
なんだか違和感を感じていた。
しかし、
今日、先生の膝が痛いことを知り、
診させていただいたのだ。
鍼という形でも感謝を一つ表現出来ることに
心から喜びを覚える。
自分の気持ちも
鍼にのせれば相手に届く気がする。
なんとか先生の膝を治すんだ。
たぶん、今日の治療だけでも
だいぶん治ってくれると思う。
そういう感触はある。
(そうでなけりゃ困る。チャンスはそうない。)
今日はそんなチャンスに心が弾んだのである。
なんだか蝶々の様にうれしくて舞い上がった。
鍼師をやっていても、
西洋医学の
お医者さんを診ることも多くなっている。
小さな枠を超えて自分の体を預けてくれる、
彼らの存在に感謝したい。
強いプライドがあったらなかなか出来ることではない。
私は、なんでも鍼で治すと意気込み、
西洋医学がなんじゃ。
と心の底で思っている。
そういう意味では彼らに負ける。
一本取られる。
俺は頑固だなあ。
masaさん、
ともにがんばりましょうね★
ちなみに、
なんですか?そのCM(笑)