こんにちは、林です。
僕ら鍼灸師の師弟関係や修行風景にも
共通するところが多いので、
今朝の勉強会はブルーレイプレイヤーを買ってきて
『赤めだか』を修行生一同で覧ました。
たまたま昨年末に放送されていたものを
うちの子達にもみせようと思っていて再放送などをチェックしていましたが、
なかなか機会に恵まれず、最近になって商品として発売されたので
購入し、ようやくお披露目となりました。
個人的にはああ、あるあるというシーンが何度もあり、
立場上、想うことも多いドラマです。
上映しながらみんなの表情をちらりと候うと、
無表情で覧ている者。
よくわかるわかるという頷きを伴う者。
しぶい顔をしている者。
そんな各々の表情でした。
苦悶の表情を滲ませている者を見つけると
(僕も割と似たような勉強のさせ方をしているので、)
これは普段から不満に思っているな、理解に苦しむといったところ。
或いは、こういうところが嫌なんだよ。と思っているんだろうなあ、と。。。
う〜ん、つらい。
ドラマでは美談に映りますが、
実際に「お前、今日は帰れ!」
と怒ると、
本当に帰って二度と現れませんでした、、
という眼もあてられない経験を
何度も持っている私と一鍼堂にございます。
今日は家に帰ってよく考えて、
明日もう一度きちんとやり直すんだぞっていうメッセージなんですが、
それもいちいち説明しないと伝わらない
ご時世ということでしょうか。
まあ、
今朝にしても皆、様々な見え方があるのでしょう。
8時40分頃になると、朝の予約の患者さんが門を開き、
そこで僕らが円陣を組んでテレビを見ているので
こいつらは何を朝から遊んでいるのだろうと警戒されたことと思います。
一応、まじめにやっとります。
失礼いたしました(^_^;
『赤めだか』
物語は1984年に高校を中退、7代目(自称5代目)立川談志に入門してから、
1997年の国立演芸場で開かれた第6回真打トライアル、そして真打昇進に至るまでの談春の苦難と葛藤を描く。
林玄弌