「剥落苔について改めて調べました。
剥落苔
胃陰枯渇や胃気虚弱、
もしくは胃の気陰両虚のあらわれであり、
なおかつ膩苔のあるものは痰濁があり、
正気も損傷しているあらわれである。
上記状態が現在診ている
うつ症状の患者さんでみられます。
特に舌根部の苔のハゲがきつく、
舌中部の芒刺(熱邪亢盛)があり、
さらに黄膩苔が中央部の芒刺の上に観察され、
舌先部の苔のハゲがあり、
その部分の紅みがきつく出ています。
・正気の弱り(下焦の弱り)
・中焦の熱
・上焦の熱
などの所見が伺えます。
上・中・下焦のいずれから攻めていけば良いのか
どこが根っこなのか
考えながら現在も診させていただいております。
変化があれば経過を記載していきます。」